家から出るのは気力がいる

タイトルが完全に引きこもりの思想だが、そういう話ではない。私がかつて英語を勉強していた時の話を、実体験をもとに話したい。

私は家で勉強をすることが昔からできないので、勉強は基本的に全てカフェで行うことにした。家はただのお風呂に入って寝る場所として、カフェを勉強場所とした。

仕事をしながらできるだけ多くの勉強時間を確保するため、仕事に行く前にカフェに行き、帰宅する前にカフェに行った。

ここでのポイントは家に一度も帰らずに、会社からカフェに行くことだ。

なぜなら、一旦家に帰ってしまうと、再度出かけるのに気力を使う。食事をするだけなら全然構わないと思うのだが、ちょっとでものんびりしてしまうともう最後。立ち上がって外に出る気力を自分で奮いおこさなければならない。

ベットについ寝っ転がったりスマホを触り出したり。そうこうしているうちに外出したくなくなって結局家でダラダラすることは沢山ある。

これはもう仕方がない。ちょっと疲れていた時に休憩できる場所も時間もあればそうするだろう。だから、せめて場所だけでも。

カフェに行くことにより、勉強する環境に自らをおくことに意味がある。

カフェに行くという気力はほんの一瞬で十分だ。

家に帰ったとしたら、まずは気力を絞り、立ち上がり、準備をして、カフェに行く必要がある。これだけ乗り越えなければならないハードルがある。

だから、お風呂に入って寝る時間まで家に帰らなければ良い。家ではそれ以外のことをできない時間に帰れば良い。

モチベーションは勉強に使うべきであって、疲れて休憩しようとするのを抑止するために使うべきではない。

自分の気力でどうにかしようとするような、意志の強さで乗り越えようとしてはならない。意志の強さを求められないよう、自分でその環境を作っていく方がよほど簡単。目的は勉強することであり、勉強する気力を生み出すことではない。

否が応でも勉強以外に何もできない環境を作ってしまえばそれで良い。

私は結局、できるだけ勉強時間を確保するという目標があれば、家に帰らないのが一番楽にそれを実行できるということに気がついた。大変そうだがやってみればすぐに慣れる。むしろ、達成感を持って毎日帰ることができる。

自炊とかはもう諦めたら良い。確実に時間が減る。

だから私は基本的にはマックで食事をとりつつ勉強するスタイルとした。健康に良いか悪いかなどは問題ではない、勉強時間をできるだけ沢山確保するなら、マックはこの上ない選択肢だ。

ドトールとかでも良いのだが、食事はそれほど豊富ではない。結局お腹が空いて色々とダラダラと追加で頼んでしまう。そうこうしているうちに段々と勉強に集中できなくなってくる。

他の適当なところで外食したり、コンビニで食事しても良いのだが、色々な場所に行くと、結局次の場所に行って次のアクションを起こすためのエネルギーと気力が必要になる。どこに行こうか迷ったりするのも無駄である。

だからこそマックに行く。マックであれば24時間空いているところもあるし、基本的には店員から見えない場所にテーブルがある。食事をした後すぐに勉強に取りかかれる。何ならハンバーガーを片手にもう片手は本を持つことができる、これ以上ない環境だ。

別に私はマックで食事するのが好きなわけではない。でも食事しつつ勉強場所を確保できるし、しかも店舗数が多くて基本的に広い。

夜の勉強場所としてめちゃくちゃ優秀。

とってもジャンキーだし、カフェに比べれば周りもちょっとうるさい。ただ、ジャンクフードを食べても、ちょっと環境が悪くとも、「英検1級に受かる程度」は勉強できる。それは私が保証したい。

昔はマックもタバコが吸えたが最近はダメだ。だがもう、タバコは時代遅れだからどうか禁煙してほしい。まあ、自分がタバコやめたから言っているのだがww

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