英検1級ギリギリ取得の限界

英検は、1次試験と2次試験がそれぞれ別日程で行われ、1次試験でパスした人のみ2次試験を受験することができる。 1次試験はリーディング、リスニング、ライティングの筆記試験、2次試験は面接形式でスピーキングの試験となる。

私が英検1級合格したのは2016年の7月だったのだが、採点方式が今の採点方式(CSEスコアなるもので評価される)と異なり、素点での判定だった。 例えば当時の1次試験では113点満点の試験で約7割の正答率が合格ラインだった。今はCSEスコアなるものがあり、リーディング、リスニング、ライティングそれぞれ850点満点、試験の合格ラインは約8割の2028点/2550点というようなっているようだ。

素点が7割に達していれば大体そのくらいになるようだが、当てずっぽうでたまたま正解した問題を判断し点数調整するような仕組みがあり、運の要素が若干排除されてはいるよう。 ちなみに私の当時の点数をcseスコアに換算すると、2057点!超ギリギリ。 2次試験はCSEスコアは611点。合格ラインと全く一緒の点数だった。(よく受かった、かなりのラッキー?)

一応証拠を載せておきたい

ここまでの説明で私が何を言いたいかというと、私は英検1級ホルダーのほとんど最底辺にいるということだ。その私が今の実力がどんなものかを明かすことにより、英検1級ホルダーになるためには最低どの程度の実力が必要かを推し量る指標になる!はず。。。

まずリーディングの実力

普通にメールは読める。だけど難しい表現の解釈には結構迷う。おおよそ日本語の2-3倍くらいは理解するのに時間がかかる。 本は読めたり読めなかったり、読めない本は1p目から挫折。

ちなみに大体読めた本

・Master of the game(ゲームの達人)

・Flowers for Algernon(アルジャーノンに花束を)

・The old man and the sea(老人と海)

全く分からなかった本

・The great Gatsby (グレートギャツビー)

日本語版を読んだことあったのに、、1pから表現が私には難解過ぎた

・The cidar house rules(サイダーハウスルール)

映画はみたのに、、これも難しかった。頭にまるで入らない。

・1984(村上春樹じゃないやつ)

村上春樹のは読めたwただこれはきつい。むりっしたw

向こうでも教養がある人が読むような、高尚な本になればなるほど難しい。

次にリスニングの実力

映画はまず無理。これが聴けたらもう英検とかで悩むレベルじゃない。 キッズ用のアニメもきつい。あちらの5歳児よりリスニング力はないと思った方がよい。外人に本気で話されると本当にきつい。会話が続かないのが見えているので話すのも躊躇する。アメリカで一週間ほど研修を受けたことがあるがもうパンク状態だ。起きているだけで精一杯。無理ゲーだ。

テストのリスニングは英検1級ですら、生の英語に比べてはるかに簡単。

ちなみに、、ゆっくり話してもらえば大体わかる。言わずもがな同時通訳なんてとっても無理。

次にライティング

英語のメールを1日に複数作成するが、、正直面倒い。日本語の5倍くらい時間がかかってクオリティは日本後の半分くらい。表現を大量にまとめておいてそこからコピペして作成すれば良いと思っている。面倒だし。。

スピーキング

もう言わずもがな(泣)とにかく20パターンくらい言い回しを暗記しておいて、後は何とか気合いでどうにかする。ただ、話が一度で伝わらなかったら、違う言い回しで表現してみて、何とかコミュニケーションくらい取れるかなあと。

結論、英検1級ホルダーに夢を見るのはやめた方が良い。周りに英検1級がいたとして、手放しで実力を課題に評価しないよう、注意が必要。

もちろん英検1級までとる人はガチ勢も多いので、そういう人はノンネイティブでもかなりすごい人もたくさんいる。私はそこまでの意識の高さはなかった、試験に通って満足してもう勉強やめちゃったのだ。

このレベルなら何とかなるなあと、逆に受験者を勇気付けられると幸いだ。 とにかく英語ができると周りから評価されるようなものを持つと都合が良いことは結構多い。就職の面接などでは間違いなくプラスになる。本当の実力はとにかくとして、取るもの取った後、好きならじっくりやれば良い。

ちなみに、、Toeic900はもっとレベルが低い、それを取っただけの人のレベルは正直高くない。良くも悪くも私が具現化している。ハハッww

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