一本だけお化け

さて、現在禁煙3日目だ。そう聞くと、禁煙を開始したばかりだと思うだろう。大きな間違いではない。だが、これは今年になってすでに2度目のチャレンジだ。

禁煙したことがある方ならわかると思うが、3日目は禁煙をするにあたり最初の山場である。とりあえず一安心する時期だが、ここまでくるのはそれ程難しくない。

「私も何回も超えたからよくわかる。」そう、今年は新年の抱負として禁煙を掲げ、1/1から実際に30日以上禁煙していたが、先月あたりからかなり雲行きが怪しくなってきた。

一旦でも喫煙者になってしまえば、タバコを吸いたいポイントは沢山ある。仕事が終わって会社から外に出た瞬間、居酒屋で前の客の順番待ちをしている時間、食後の時間、こういった時間は絶好のタイミングである。

禁煙中もその思いは何度も頭をよぎるのだが、禁煙が30日を超えてくると、そのようなタイミングを含めてタバコを吸うという選択肢が頭の概念から消えかかってくる。我慢をしているという感覚すらも無くなってくる。

だが、なぜそのような状況で私が再度タバコを吸い始めるに至ったのか。それは、「禁煙成功を確信してしまった」己への過信にある。

「ラーメンを毎日食べるのは健康に悪いが、たまにならあまり問題ではない理論」これは、隣でタバコを吸っている先輩を見た際に私が考えた理論であり、この理論を持って「あくまで嗜好品のひとつ」として先輩から1本もらって吸ったのが全ての始まりだ。

「一本だけお化け」という有名な言葉がある。これは禁煙中「一本だけなら大丈夫だろう」と一本だけタバコを吸うと、いつの間にか元と同じだけタバコを吸う状態に戻るという理論らしい。

2月はこの言葉を身を以て具現化してしまった。Streaksというアプリ(習慣化したい事柄をタスクとして達成or未達成を記録するアプリ)で禁煙の達成日を記録していたが、2月の状況をお見せしたい。

バツがついている日がタバコを吸った日になる。毎日吸っている状態まで戻らなかったのがせめてもの救いだと思いたい、、

2/7がターニングポイントだったのかもしれない

1/1から2/6まで禁煙をしていたのが、2/7に一本だけ吸ったことにより、そこからはタバコを吸うペースが加速しながら増えている。皮肉なことにStreaksによりタバコへ依存していく様子を記録してしまうことになった。

一本だけ、といっているうちに週に2日吸うようになり、5日吸うようになり、ついには休日にも吸うようになり、、、喫煙者へまっしぐらだ。

元はVapeを吸っていたのに、先月は普通に紙タバコを吸ってしまっていた。またVapeを買ってしまうと無限ループが完成してしまうので、それだけは避けなければならない。

先ほど私が提唱した理論は誤りがあったことを認めなければならない。ラーメンと違い、タバコにな依存性がある。禁煙中に一本を吸うか吸わないか、両者の意志の強さにそれ程差はないが、結果は天と地の差になる。

もう一つわかったことだが、決定を先延ばしにする禁煙はうまくいかない。具体的に言えば、「来月から禁煙する」「タバコを吸うのは今日を最後にして、明日からは禁煙する」「この1箱を最後に禁煙する」

来月から禁煙する、といっている人は来月になっても同じことを言っている。今日を最後にタバコをやめる、といっている人も似たようなものだ。「今から禁煙する」と言い、持っているタバコを捨ててスタートするのが多分一番うまくいく。一箱吸い切らずに捨てた方が意志を強く持てる気がする。

「これが最後の一本」といって最後の一本を吸ってスタートするのは私個人としては、それはもうOKだ。何度も最後の一本といっているようでは話が進まないが、気持ちはとってもよくわかる。その上で残っているタバコを廃棄する。

この際、友達に吸いかけのタバコを渡すのもオススメしない。その彼は高確率で後日タバコをお返ししてくる(実体験による)

タバコは百害あって一利なしというのはタバコを吸っていない人の理論だ。正論ではあるが、もはや利益のために吸ってはいない。吸わない方が良いというのもわかっていないわけではない。

とは言え、タバコを吸える場所は本当に少なくなってきた。オリンピックの影響なのだろうが、カフェや居酒屋でも禁止になる。本物の喫煙者はおそらく1箱5000円になってもやめないだろうが、普通の禁煙者はそろそろ禁煙を考える時代である。

私もまた禁煙の記録を伸ばすつもりで明日から過ごしたい。

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